鉄道事業部 車両製作所 新車工場

 

形式

国鉄 70系新潟 4両編成

(まとめ その1)

製造・更新
神戸重工本社工場

 


塗装・仕上げは4両分まとめて行うので、本まとめページでご紹介します。

ようやく塗装にかかります。 まずは準備です。

私が使用しているバジャーのエアブラシですが、今使っているのは別製品のパーツの為、使い勝手があまり良くありません。

なかなか部品が手に入らない事を模型屋さんで話した所、あの田宮模型でサービスパーツを扱っているとの情報を頂いたので、早速申し込みました。

申し込んで一週間もしないうちにパーツが届きました。 さすが!

購入したのは塗料の瓶のホルダーです。
今までは塗料を吸い上げる管がストレートになっている部品を加熱して曲げていたので、角度が少し合わず何かと不便な思いをしておりました。

今度は完全に専用パーツなのでバッチリです。
乾燥ブースを使用する際の治具も角材で作っておきました。
今回から「旧型国電製作」さんや「つとむの鉄道模型」さんが仕上げに使っておられる「ドライブラシ」を使わせて頂く事にしました。

#800番で車体を仕上げた後、もう一度薄くサーフェーサーを吹きつけました。
あらかじめ作った治具はこのように使用しています。
乾燥後、歯ブラシとクレンザーでドライブラシを行いました。
うーむ、まだまだ元々の仕上げ方が甘かったようで、「旧型国電製作」さんや「つとむの鉄道模型」さんの様に表面が「ツルてか」状態にはなりませんでした。

まだまだ修行が足りませんね!
車体内部を塗る為にマスキングを行いました。
車体内部は赤茶色にしました。 室内灯を入れる予定ですが、暗くなりがちな車内なので、ちょっと明るめに調色しておきました。
ずいぶん車内色が外板にはみ出してしまいました。
修正しましたが、写真で見るとまだ色がはみ出していますね・・・。

色自体は問題ありませんが、表面がずいぶん荒れてしまっているので、もう少し修正が必要です。
室内に塗料が飛散しない様、マスキングを行いました。
昭和53年頃の70系新潟仕様の貫通扉の色が何色だったかわかりません・・・。

鉄道ピクトリアルに載っていた他線区の70系の色を参考に、クリーム色としました。
塗装後、こちらにもマスキングを行いました。
塗装前の状態です。
今日は一日雨だったのですが、塗装ブースと乾燥機のおかげで黄色の下塗りまで終える事が出来ました。

各部チェックの後、もう一度黄色の塗装を行います。
埃を耐水ペーパーで処理していたら・・・ べりっと塗膜がめくれてしまいました。

しばし呆けてしまい、写真を撮るのも忘れています。

さて、修正は剥がれた近辺を耐水ペーパーで削り落す事から始めました。

出来るだけ目立たない位置に境目を作る様に処理しました。
再塗装後です。 もう少し修正が必要ですね。
4両分の黄色塗装が終わりました。
雨が降ってきたので、車体は乾燥機に入れて十分乾燥してあげる事にして、床下の塗装にかかります。

ずいぶん長い間ほっておいたので、ブラスクリーンで除錆を行い、その後の洗浄は洗剤と歯ブラシで行いました。
懸案だった主抵抗器の耐雪カバーの洗浄はこのようにして逃げました。

洗浄はここだけよける事が出来なかったので、水につけてしまいましたが、すぐにドライヤーで乾燥したので、多少よれただけで済みました。
今回は良く話題になるいさみやのプライマーを使用してみます。

床下なので、使用するのは当然黒色の方です。
プライマー塗布の後、エコーモデルさんの艶消し黒を吹きました。

4両分まとめて乾燥中です。


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